2017年10月4日水曜日

十五夜

新島は昔から「お月見」の習慣を大切にされます。

私が子供のころは、十五夜だけは夜遊びしても良くて、
小学校で「お月見プログラム」なるものを作ったりしていました。

タイムスケジュールと共に先生に提出。
どの学年も、肝試ししたり、散歩したり、お弁当を持ち寄ってわいわい。
たまに先生が見回りに来たりして。

小学校どのクラスもそんな状態なので、夜道は子供だらけでとても賑やかでした。

今ではなくなってしまったのでしょうか。
めっきり見かけなくなりましたね。
楽しかったのにな。

ホームでは毎年恒例の「お月見まんじゅう作り」です。
子供の夜遊びはなくなっても、お月見文化は変わらずにあります。

特に若郷ではきちんとみなさんご自宅でおまんじゅうを手作りされています。
そんな若郷のプロの方に毎年蒸しまんじゅうの作り方を教えてもらい。
もちろんホームご利用者様の若郷出身の方にも丁寧に教えてもらい。

毎年果敢に挑戦し、やっと良い物ができるようになりました。












焼印をし、表情を決める大切な「目入れ」をして。


うさぎのお月見饅頭です。




























少しだれてますが。。。でもいいんです。
生地を固く作ると包むのも成型も楽ですが、時間がたつと皮が固くなってしまう。

去年は固くなってしまったので今年は「柔らかく」!

時間がたっても柔らかいおまんじゅうを作るのって、本当に難しいんですよ。
今年は柔らかく出来ました♪

若郷の方はそれを目分量だったり勘で作るからすごいんです。

年々作り手が減ってきているので、これも伝統!
ホームで受け継いでいきます♪



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